一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 Japan Gastroenterological Endoscopy Society

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2019年 新年の御挨拶

和文誌編集委員会

編集委員長 藤田直孝

 

 会員の皆様,明けましておめでとうございます.編集委員会より新年の御挨拶を申し上げます.
 昨年は様々な自然災害が日本を襲い,各地に甚大な被害をもたらしました.被災された皆様に改めてお見舞いを申し上げます.年々,「平年」とか「例年」とかいう表現が死語になってしまうのではないかと思うような気候の変化がみられるようになってきていますが,本年が穏やかな年となることを祈りたいと思います.
 さて,和文誌は完全Web 化となってから今年で3 年目を迎えました.皆様のご協力をいただき,順調に出版できていることに感謝申し上げます.J-Stage,KaLib ともに活用いただければ幸いです.発刊の案内を差し上げる電子メールの登録が90%を超える支部が多くなってきていますが,まだ未登録の先生をご存知であれば是非そのような方々に登録をお勧めくださるようお願い致します.
 昨年は本学会の将来に関わる大きな出来事がありました.5月に専門医機構理事会において当学会がサブスペシャルティ学会として認められました.田尻理事長,担当役員の粉骨砕身のご努力を真近で見ていたものとしては,このような結果が得られおおいに安堵し喜んでいるところです.専門医情報は受診者にとって貴重なものであり,消化器内視鏡専門医であるということは,一般の方々からは単に内科専門医,消化器専門医であるという情報よりもはるかに必要とされているものです.一方で専門医を名乗る側の責任も重いわけで,professional autonomy をしっかりと発揮することが求められます.これに対応すべく,本会ではこれまでの専門医・指導医認定の条件を一段厳格化しました.2020年度以降の指導医新規申請の際には,必修セミナーとして,これまでの「重点卒後教育セミナー」に加え,「学会セミナー」の受講も必要となりました.そして,本学会誌(和文誌・英文誌)への論文業績も必須となっています.
 また,4月には臨床研究法が施行され,医学研究においてこれまでとは異なった対応が求められるようになりました.すなわち,未承認・適応外医薬品等の臨床研究は法の基準遵守義務が課せられるようになりました.また,本会会員の先生方が携わる機会の多い,医薬品,医療機器,手術・手技,一般医療に関する自主研究も,臨床研究法を遵守することが努力義務とされています.利益相反についてもより厳格な管理が求められてきており,これらに十分対応いただいたうえで研究を完遂し,活発な論文投稿をお願いしたいと思います.
 本誌では昨年8月よりWeb 化の特性を活かした企画「Video Communication」をスタートしました.動画を中心として“魅せる”論文を掲載していきたいと考えています.優れた論文は原著論文同様,英文誌Digestive Endoscopy へ推薦するとともに英文化の支援も行います.先生方の貴重な経験やすばらしいアイディアを広く共有する場としてご活用ください.
 今年も会員の先生方へ有益な情報を提供できるよう企画・運営していきますので,ご支援のほど宜しくお願い致します.