一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 Japan Gastroenterological Endoscopy Society

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2020年 新年の御挨拶

和文誌編集委員会
編集委員長 藤田直孝

 会員の皆様,新年おめでとうございます.一昨年に続いて昨年も,台風や大雨による土砂崩れ,河川氾濫などの自然災害が日本各地を襲い,甚大な被害をもたらしました.改めて被災された皆様にお見舞いを申し上げるとともに,くれぐれもこれが「例年のように」となることのないよう,本年が穏かな年であってほしいと願うところです.


 天皇陛下の御即位に伴い令和と改元された昨年,本学会は井上晴洋新理事長を頂いて新しく船出しました.田尻久雄前理事長のこれまでの本学会に対するご尽力に心から感謝申し上げる次第です.井上新体制では新たに副理事長のポストが設けられ,田尻前理事長の推進してこられた事案をはじめとし,多岐にわたる会務をこれまで以上に円滑かつ強力に推進すべく体制が整備されています.


 さて,完全Web 化から4 年となる和文誌ですが,順調に発刊ができており,J-Stage,KaLibといった閲覧媒体も会員の皆様に大分馴染んできていただけているものと想像しています.会誌の発刊をお伝えするメルマガも,電子メールアドレスの登録が全支部で90%を超えるに至りました.一昨年導入した企画「Video Communication」について,少し触れておきます.このコーナーにも徐々に投稿がみられるようになってきました.ちょっと辛口で申し上げると,我が国の消化器内視鏡医のレベルからするともっと魅力的な論文の投稿が多くてもいいのではないかと感じています.お伝えしているとおり,優れた論文は英文誌Digestive Endoscopy への推薦,掲載の支援も行うべく体制を整備していますので,なるほどとうならせるような新手技や魅せる症例の投稿をよろしくお願いします.


 臨床研究法が施行され1 年が経とうとしています.これに対する対応が多くの先生方に負担となっていることでしょうが,皆さんの研究心,向上心,使命感でこれをクリアし,成果を論文にまとめあげ,本誌にご投稿くださることを心からお待ちしています.


 本学会は専門医機構にサブスペシャルティ学会として認められましたが,残念ながら先行きに不透明感は拭えません.それでも,我々はプロフェッショナルとして国民の専門医に対する期待に応える,すなわち高い専門性を持って消化器内視鏡診療を提供できる消化器内視鏡専門医であるということを公に示すことができるよう,粛々と準備を整えていく必要があります.専門医の活動の一つとして重要な論文執筆を具現化するルートとして,是非本誌を活用していただくようお願いし,年頭のご挨拶といたします.